ひみつの催眠術研究部

ナタデココ・ソーダ
――最初は興味本位だった。
彼も自分の催眠術にかかってくれる【被験者】に過ぎないはず…だった。
「でも――大祐君は違った。
【私の催眠術】を、【私の全て】を」「こんなに【強く受け入れてくれた】」――『ふしぎ研究部』部長である彼女は、自身の催眠を、自分の全てを受け入れてくれる彼に日に日に惹かれてゆく…「授業中も」「体育でも」「トイレでも」「一日中ずっと」「大祐君のこと考えながらオナニーしてたら」「好きになっちゃった…!」《しかし――これは『ふしぎ研究部』と学園をも巻き込んだ【集団催眠実験】の【序章】に過ぎなかった――》◆この作品は、2017年2月26日開催『サンシャインクリエイション2017winter』初版作品です。