先輩はマゾビッチ

荒縄工房
「ぼく」(桑田)は、大学の1年生。
ちょっと偏差値高い大学だ。
しかし、アイドルのようにかわいい佐波幸菜(ゆきな)に騙されて、いんちきなサークル、映画サークルに入ってしまった。
おまけに、この大学によく入れたと思うほど、おバカな先輩・幸菜が試験を乗り切れるように勉強を教えるハメに。
だけど、幸菜はどうもマゾっぽい。
「桑田くーん」と迫ってくる。
だったら、交換条件としてマゾビッチになってもらおう。
せめてそんな楽しみでもなければ、やってられない……。
遊びと勘違いしたのか、幸菜は「ぼく」の要求に従って、どんどんマゾビッチになっていく。
しかも、美しい妹の女子校生、佐波菜々子(ななこ)の存在が明らかに。
マゾビッチの姉、どこか不思議な美少女・菜々子。
「ぼく」はどっちも手に入れたい!サークルのみんなと、幸菜をマゾビッチにして、それを映像化する話をどんどん進めていきながら、同時に愛くるしい菜々子を手に入れてしまおう!こうして「ぼく」の思う壷にはまっていく幸菜。
それが、やがて、ミスサークルに幸菜を「出品」する話へと発展していく。
より多くの人たちの前で、恥ずかしいマゾビッチ姿を晒すのだ!幸菜はどんなマゾビッチになっていくのか。
そして、菜々子は?あんぷらぐど(荒縄工房)ならではの、お気楽な雰囲気の中、ガツンとぶちかますようなSM小説をお楽しみください。