そんな全てをウソで包んで

やっきょくや
「こんなものを出すなんて、何を考えているのですかっ!」嘘ばかりの新聞を配って回る射命丸文の前に現れたのは、稗田という少女だった。
全てのことが面倒くさいと言いながら行動する文は、新聞のことで度々訪ねてくる天真爛漫な少女に振り回されて、次第に心境の変化を見せ始めていくが……。
ウソが繋ぐ、ウソで溢れた物語が動き出す。