金平灯の魔女
廃蜜灯 深い深い海の底。サンゴ礁の国がありました。
人魚姫と魚たち、そして魔女が住んでおりました。
魔女のロシュカはある日、海に落ちた王子を助けました。
王子は金平糖のような結晶を生み出す”呪い”を解くべく、国を出てお供と旅をしていたのです。
彼らが探すのは「ニルギリ」という魔女でした。
ロシュカは、ニルギリを知っていました。
彼女の持つ呪文集の作者がニルギリでした。
ロシュカは、さらなる手がかりになるかもしれないと、他の本を持ってくることにしました……彼女の部屋で見つけたのは日記。
『少し力を使ったらクラゲは人の姿になった。
かわいい。
名前を付けることにした。
』その名は、ロシュカ。
「わたしとニルギリは、何か関係があるの?」これは、深い深い海の底のお話。
冷たくも暖かい物語。
84ページの作品です。