お前の母ちゃん、良い女だよな。

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☆夫を亡くして熟れた肉を持て余した二人の熟母、そんな二人に育てられた、性欲旺盛二匹のチ○ポ猿息子!!『お前の母ちゃん、良い女だよな』近所の酔っぱらったオッサンたちだけならまだしも、同級生からも似たような言葉を頂くほどに、たしかにあなた宮藤真心(クドウマコト)の母親、宮藤涼子(クドウリョウコ)は良い女だ。
そしてそれは、目の前で真面目な顔をしているあなたの幼馴染であり無二の親友でもある、草壁広樹(クサカベヒロキ)の母親も同じだった。
近所でも評判の美人の母親を持つ二人が、母一人子一人で育てられた御隣同士、だらだらと真心の部屋で駄弁っている。
いつも通りの時間、いつも通りの過ごし方のはずだったのに、いつの間にかその会話は怪しい方向へと進んでいた。
先日の授業参観以来、クラスのモテない男どもが二人の母親のことを美人だとかエロいだとか正直ヤリたいだとか、息子に言うことかバカ野郎!!とぶん殴られても文句は言えないことを口にしている……とか、そんなどうでも良い話をしていたはずだったのだ。
「実は俺もさ、マコちんのカーチャンとヤリたいんだよね。
涼子さんと」広樹が、いつになく深刻な口調でのたまったのは、そんな世迷い言だった。
「……お前さぁ、冗談でもそんなこと言うのやめてくれよ」げんなりした顔で応える真心。
いつも通り、親友がタチの悪い冗談を口にしただけそれで済ませようとした。
だが、そんな真心に対して、広樹はただただ真面目な顔をするばかりだ。
それどころか、広樹はさらに聞き捨てならないことを口走る。
「マコちんだってさ、うちのカーチャンとヤリてえだろ?」派手にむせる真心の脳裏に、初恋の女性の顔と身体が鮮明に思い浮かぶ。
目の前の親友、広樹の母親草壁愛子(クサカベアイコ)幼いころから隣同士で暮らしている親友の母親のことを、真心は確かに想い続けている。
当たり前だが口に出したことのない胸の内が、まさかバレていたなんてと呻く真心。
そんな様子を見て、広樹は、にんまりと笑みを浮かべる。
「俺もずっとさ、涼子さんのこと好きだったんだよね。
でも俺は涼子さんから見りゃ幾つになってもケツの青いガキだろうし、無理っぺえよな~~って感じだったし、だもんで諦めるつもりで色々女の子に声かけて遊んでたんだけどさ……でも、ま、それって俺らしくないんじゃね?って最近は思っててさ。
んで、この話の冒頭に戻るわけよ。
遊んでた子と別れたって話に」学園一のチャラ男と名高い広樹が、見たことの無い真剣な顔をして言った。
「フリーになったわけだし、涼子さんにコナかけていーよな?って、マコちんに許可だけ取っておこうかなってさ」「……お前、真面目に言ってんのかよ」「おう、この上もなくガチだよ。
ガッチガチのバッキバキだよ」「年齢差とか、分かってるのかよ」「愚問だぜマコちん。
愛の前には歳の差なんて余りにも無力よ」「愛ってお前……お前なあ。
結局はヤリたいだけなんだろ、他人様の母親と」「俺のなかの愛は、愛=交尾だから」「おっ、お前なあ……!人の母親相手に交尾とか……!」余りの言い草に二の句を継げない真心に、広樹はさらに続けた。
悪戯っぽい笑みを浮かべて。
「つか、マコちんよぉ、こっちの質問に答えろよなあ」「……こ、こっちの質問って、なんだよ」「だからぁ、マコちんも、うちのカーチャンとヤリてえだろ?」再びの問いかけに、広樹はまたも口を閉ざす。
余りにも濃厚な、肯定の意の漂う沈黙を。
こんなやり取りを経て、始まったのだ。
女手一つで息子を育てた二人の母親が、牝の素顔を密かに曝け出してしまう日々が。
互いの母が女であることを思い知り、思い知らせる……肌と肉、汗と吐息がグチャグチャに絡み合う、とびきり熱い夏が。