こんなはずじゃなかったのに

夢幻館
ベッドで目覚めた俺の隣では、見知らぬ青年が寝ていた。
いきなりの状況に戸惑う俺。
しかも、俺の意識は見知らぬ若い女の体に入っていた。
日付を調べると、最後の記憶から一年以上が経過している。
記憶がない間に何があったのか、俺の意識が宿った女とベッドにいた青年は何者なのか!?原因不明の発熱に悩まされながらも、俺はこの状況に陥った原因を探ろうとする。
俺は手がかりを得ようと会社の同僚だった伊吹に連絡を取った。
だが、代償を支払って手にした情報は、思いもしないものだった。