【耳かき・マッサージ】あやかし郷愁譚 ~送り雀 ひよ・春待ち~【おままごと】

Whisp
■作品内容四国、高知の山奥にある隠れ里。
茂伸――ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
のんびりおっとりお歌大好き、送り雀のひよは、あなたと一緒に村の保育所で働き始めます。
新しいおうたを覚えて、新しいマッサージを覚えて、転んでお膝をすりむいて、有島診療所で手当をうけて――ひよとの毎日はなかなかに忙しく、それだけにあなたを充実で満たしてくれることでしょう。
そんな日々をおくるうち、ひよが欲しがりはじめるものは――家族。
ひよの素朴なおねだりに、果たしてあなたは、どんな答えを返してあげるのでしょうか?■あやかし紹介~ひよ(保育所勤務)~「……あんな?ひよな?あいやんがおってくれたから、お仕事つづけられたのし。
ほんま、ありがとぉな、あいやん」のんびりゆったり、どっちからというと怠け者属性の送り雀のひよちゃんは、けれどあなたの応援を得て、人やあやかしや半妖のこどもを預かり、育てる――村営保育所の先生のお仕事をがんばります。
大充実の毎日をすごすうち、ひよはだんだん、人間や、一部のあやかしはもっているのに、自分にはとんと縁がない、“家族”にあこがれはじめます。
家族がどんなものかをしるうち、あなたと家族になることを――あなたとのあかちゃんを望み始めるようになる、ひよ。
いつか授かるあかちゃんのために、ひよが一生懸命に練習をするちいさなものごとは、新しいお歌は、あなたのこともきっとゆったり、優しく包んでくれるでしょう。
ひよとの小さなやさしい世界を――さらに大きな世界に育てる。
そうしていくための大事な大事なひととときを、どうぞのんびりぽかぽかと、お楽しみいただけましたら幸いです。