ここは 子づくり 応援特区

空色書房
老若男女の隔てなく、ただひたすらに成果主義――それが、地下研究所における唯一の掟。
だが、研究員番号386――ミハルは不毛な研究の毎日に嫌気が差していた。
そんな彼女に命じられたのは、地上を蝕む少子化問題に関する実地調査!ミハルが向かった先で虐げられていた金のない(Kanenonai)キモい(Kimoi)オッサン(Ossan)略してKKOを救うためにミハルが見出したただひとつの希望とは――