ホワイトブレス‐眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い‐

MayThird
【あらすじ】カウベルの音が聞こえると、僕はあの古ぼけた喫茶店を思い出す。
そこには若い女性の店主が居て、僕はいつも決まって彼女の前のカウンター席に案内される。
彼女は話をすることが好きで、僕も彼女の話を聞くことが好きだった。
でも、最後にはいつも彼女との話を忘れてしまう。
ぼんやりとした記憶だけが残っていて、思い出そうとしても思い出せない。
だって僕は、いつも途中で寝てしまうから。
それが彼女の望みだったのかもしれないし、僕の願いだったのかもしれない。
彼女、冬野真白(とうのましろ)と会えるのは、いつも決まって眠れない時と決まっているから――。
【作品紹介】微かなBGMの音に誘われて入った喫茶店で、貴方は彼女、冬野真白の話し相手に選ばれてしまう。
彼女の話す少し変わった物語を聞きながら、貴方の意識は少しずつ眠りの世界へと落ちていく。
気づけば貴方は眠りに落ちているかもしれないし、最後まで真白の話に耳を傾けているかもしれない。
彼女が別れ際に口にした言葉を憶えていたのなら――。
【作品内容】01_導入08:28喫茶店に訪れた貴方が、冬野真白の話し相手に選ばれてしまうパートになります。
02_音泥棒とお爺さんの古時計21:00真白が常連のお客様から聞いた、大きな古い柱時計の振り子の音に関する物語です。
ある日、柱時計の振り子の音が何者かに奪われてしまう。
その犯人は、大きなビンを抱えた小さな小人で――?03_白昼夢と遠い記憶19:30喫茶店の店長になったばかりの真白が体験した、彼女の願望を映した白昼夢の物語です。
店長になったばかりの真白が抱える焦りや不安、孤独感の基を反映した白昼夢の中で、真白は過去を振り返る。
彼女が喫茶店の店長になろうと思った理由、それは――。
04_ホワイトブレス15:57真白がかつて喫茶店『ホワイトブレス』の常連だった頃の物語。
変わろうと思っても変われない、変化を求めながらも、その一歩を踏み出せない、そんな臆病だった真白が変わるきっかけは、本当に些細なことで。
05_眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い37:38真白の話を聞いてきた貴方は、彼女からこの喫茶店が普通の喫茶店ではなく、安眠を提供するお店だと説明を受ける。
なかなか眠れない貴方の為に、真白は貴方がゆっくりと眠れるように誘導していきます。
全身の力をゆっくりと抜いていきながら、彼女は羊を数え、その優しい秘密を話していく。
本編合計1:42:34【同梱内容】ホワイトブレス_眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い_【クレジットタイトル】声優:浪実みお様イラスト・台本・編集:野村渚