赤城と呼ばれた深海棲艦

~狂堂~
いつまでもやってこない赤城を待ちながら、加賀はずっと一人で戦い続けて来た。
そして、ようやく戦場で赤城と会うことができたのである。
加賀を庇った彼女の姿はどう見ても空母ヲ級のものだったが、加賀は声を上げる。
「彼女は!赤城さんです!」とてもそうは思えない提督や長門も加賀のためにと色々考えるが、加賀が赤城と呼んだ彼女にはどうしても問題があった。
それらを受け入れ、或いは克服し、加賀たちは彼女を解放しようとするが…50ページの作品です。