【耳かき・耳舐め】うたかたの宿 薄暑の読書【バイノーラル・癒やし】

ウタカタ
■プロローグ季節は薄暑。
男は宿の予約をしていた。
その宿は人里離れた田舎町……秘境と言っていいほどの山間にあった。
僅かに夏の匂いを感じさせる暑さが心地よく、散歩するだけでも気分がよくなる季節。
青葉や若葉は風に揺れひときわ美しく、午前に降ったであろう雨に濡れて爽やかさが薫っていた。
バス停から降り、宿へ着く。
玄関を通り、部屋へ入ると一人の女性がぼんやりと外を眺めていた。
【紅花】「……お。
いつ来るかと思ったら、夕方に来るとはね。
てっきり旦那様のことだからお昼頃かと予想してたんだけどね。
」女性は余裕たっぷりに男を出迎えた。
■作品構成[収録内容:1時間6分程度]・夕の部1:宿のお部屋で(4:30)……久々の出会いのあなたと紅花。
軽い世間話と思い出の話し。
2:薄暑の読書(19:22)……雑魚寝で昼寝。
紅花はあなたの隣で読書をしつつ独り言。
ゆっくりと流れる時間と吐息や言葉でリラックス。
3:両耳かき(12:45)……いつもと同じ耳かき。
だけどいつもと同じだからこそいいのです。
季節のことなどざっくばらんに話しつつ。
・夜の部1:準備と雰囲気(3:41)……夜。
水音と月明かりで場の雰囲気を準備。
互いにその気になるよう、紅花はあなたを誘います。
2:耳舐めとお世話(19:58)……左右交互の耳舐め。
気持ちよくなってくれないと困る、と紅花はあなたを最後までおもてなししてくれます。
3:色んなお話(5:26)……息を落ち着かせての世間話。
おやすみなさい。
■作品ポイント・薄暑の読書……耳の傍で聞こえる柔らかい吐息とページをめくる心地よい音。
きっとリラックスできるはずです。
・全てバイノーラル……全篇を通じてバイノーラルで収録しております。
目を瞑り、布団に横になり、音に集中して頂き、この世界に是非没入してください。
・年長さんだからこそ……紅花さんはお宿でも年長さん。
だからこそやるときは大胆に、そして言葉は回りくどくなく真っ直ぐと。
■出演紅花(こうか):北見六花様■制作サークル:うたかたシナリオ,編集:尼子直次イラスト:池谷神楽■同人音声サークル「うたかた」Twitter