女人木伝説
ぼーぼーず 楓とあつ子は、信仰の山にある不動聖水の場所に訪れる。そこはかつて、女人立ち入り禁止の信仰の場所で、不動聖水を飲んだ女人は罰として女人木になるという伝説があった。
そこで女人木になった母娘に会う。
その母曰く、DVの夫から逃れ、希望して女人木になったから放っておいて欲しいという。
楓は母娘を見て、かつての自分の過去と重ね合わせる。
かつて自分も父にDVを受け、母と心中をするかもしれない過去があった。
そして楓の母は、父に殺された。
1人生き残った楓は、母と共に死ねばよかったと後悔をしていた。
それだけに女人木になった母娘をどうしても助けたいとこだわる。
楓とあつ子は旅をしながら女人木になった人の救出方法を博物館で知る。
女性は不浄なもの。
男性になれば、呪いが解ける。
男根型の接木を膣に挿入すれば男性にはなってしまうが、人間に戻れる。
その手段を得て、再び不動聖水の地へ楓とあつ子はむかうが、2人を見つけることは出来なくなっていた。
フルカラー24ページ。