あの日僕は 120x120ドットの画面で シミュレーションRPG を作っていた

るてんのお部屋
※本書は技術書ではなく、技術系エッセイ(回顧録)です。
iモードの新規申し込み受付が2019年に終わった。
そのニュースを見た時、胸に込み上げてくるものがあった。
2003年、著者はiモード向けのiアプリに参入して、シミュレーションRPGの開発を始めた。
縦120ドット、横120ドットという狭小の画面。
実行ファイル30KB、データ100KBという極小の容量。
そうした厳しい条件の中で、初めての商業開発に挑み、ゲームを作っていく。
これは、苦闘と苦難の歴史である。
そして、滅び行く携帯電話ゲーム文化の足跡をしるす記録である。
-目次-第1章家庭用ゲーム機、パソコン、携帯電話第2章2003年3月第3章2003年4月第4章2003年5-7月第5章2003年8月第6章iアプリ開発に奔走した数年間第7章iアプリ開発をやめた理由第8章iアプリの経験と現在