喪女だったあたしが黒ギャルビッチに変わるまで 下巻

悶々堂
オンラインゲームにどっぷりハマった典型的な引きこもり。
そんなあたしがゲーム内で知り合った男性とオフで初めて会ったその日、流れで処女をささげてしまった。
彼はあたしを「名器だ」「男を悦ばせる体だ」「今までで1番気持ちいい」と称賛した。
男性どころか女性からも無視され、存在しないかのように扱われてきたあたしは、その言葉でまるで女性の中で1番の存在になったかのように錯覚した。
そして、見た目を変えればもっと周囲に求められると思ったあたしは、髪色を変え、メイクをし、どんどん見た目を変えていった。
男性を悦ばせる体を持ったあたしが可愛くなった。
それなのにどうして、どうしてあたしは――まだひとりぼっちなんだろう。
※本作品は原作者の協力により制作しました。