昭和集団羞辱史:浴場編
SMX工房 御品書集団羞辱史シリーズ昭和30年代/集団就職/湯女/トルコ嬢/売春/リンチ粗筋昭和30年代。若年者への職業規制が無いに等しく、民事不介入を口実に司法の保護も望めなかった時代。
さまざまな事情で身体を売る仕事を強いられた少女たちを描いていくオムニバスです。
類似した「職業」を扱った中編2本で1冊にしていく予定です。
湯女梢枝が継父と風呂で戯れているのを知った母は、「そんなに男と風呂に入るのが好きなら」と、実の娘を湯女に仕立ててしまう。
梢枝は、一か月でサラリーマンの年収ほども稼げるのだからと、むしろ喜んで就職する。
しかし、若い故に禁忌にとらわれない娘の淫放な振る舞いは、年齢がずっと上の先輩たちに疎まれ妬まれて――リンチが始まる。
※リンチとはいえ、従来の濠門長恭作品に比べると甘々です。
トルコ嬢父親が暴力団の金を横領して、一家は身体で返済を迫られる。
父と弟は遠洋漁船、母は山奥の飯場へ、そして進学したばかりの葉子は退学して高級トルコ風呂へ。
葉子はヤクザの若い男と強制的に結婚させられる。
結婚していれば成人とみなされるから、風俗で働いても問題は無い。
と同時に、男は葉子の監視役でもあり、前借を重ねていつまでも葉子から金を搾り取る役目も持っていた。
そんな環境では『仕事』に熱心になれるはずもなく、抜群に若いにもかかわらず葉子の人気は低迷して客もあまりつかない。
それならアルバイトでも稼げと――葉子は緊縛研究会のNG無しモデルに貸し出されもするのだった。
※こちらは、随所にハードな場面がちりばめられています。
本文は、13万6千文字(原稿用紙換算406枚)です。
見開き閲覧可能なPC用と、スマホ閲覧用の2つのPDFを同梱しています。
※『湯女』『トルコ嬢』の中編2本立てです。
体験版では、『湯女』を最後までお読みいただけます。