ふたなりクリーチャーvol.8【衝突!!火ノ女対青女房】
夜ノヲカズ食堂 ●プロローグ「お~前殿、どっか遊びに行こうぞ!!」正午を過ぎた頃だろうか、オレはまだ布団の中にいた。今日は久々の休日だ。
日頃の疲れを落とすために一日中寝る予定だった。
「う~ん、今日はパス。
姉妹でどっか行っておいで」「美冷はケラ子に連れられてどっか行ったし、美雷と美土緑姉はイヨンに行っちまったわい。
」「そっか~、そりゃ残念…ZZZ」「おーい、寝るなお前殿!こんないい女と遊びに行ける機会などそうそうないぞぃ!」「また今度なぁ~、オレは仕事で疲れ…うっ…!?」突然首を何者かに絞められているような息苦しさを感じた。
「……お前殿……?どうした!?」「く、苦しい…だ、誰かに首を絞められてるような……」「…ぬっ…!?妖気を感じる!!玄関か!!」玄関のドアを蹴破る炎美。
外には青い衣を纏ったお歯黒の女がいた。
「フォッフォ、わしに気付くとは貴様も妖か。
」「おぬしか、お前殿に呪いをかけたのは!」「いかにも。
わしは青女房の青(あおい)。
お前殿はわしが頂いていく。
」「青女房…!?そうかお前が、だが、そんなことはわしがさせぬぞ!」火ノ女の炎美、青女房の青、二大妖怪の戦いが始まろうとしていた。
●内容ノベル付CG17枚+文字無差分16枚+PDF