ノルティナの秘宝
あすも工房 大昔から人里から遠く離れた樹海の奥には、不自然に広がる不毛の荒野が存在していた。そのエリアに草木は生えず、近くに住む魔族達でさえ近寄らない陸の孤島であった。
そんな折、突如としてその荒野から強大なエネルギーが放出され、荒野だった場所には巨大な古代遺跡が出現した。
そのエネルギーの余波は人間の国々からも観測され、これこそ伝承に残る『ノルティナの遺跡』ではないかという噂が広がる。
数々の冒険者が遺跡に挑むも、樹海は険しく冒険者達は諦めて帰って来るばかりだった。
そして、前々から大きな冒険を成功させたいと願っていたトレジャーハンターのアレットもこのノルティナの遺跡への挑戦を決意する。
樹海と山々を越え、アレットはとうとうノルティナの遺跡にたどり着いたのだった…。