無幻の蒼
Water Walk 魔術。現代社会に潜みその存在を隠しながらも、確かに今に息づく真理に至るための御業。
夕草瞳は魔術師の家系に生まれながらも、両親から「普通に」生きることを許された特別な存在だった。
しかし謎の火災事故に巻き込まれ両親を亡くしてしまう。
両親を死に追いやったのは同胞である魔術師であったこと、そしていつの日か両親を灰にした魔術師たちに復讐するため瞳は魔術を学ぶ。
高校生になり、普通の人としての生活を送りながら魔術師としての修業に明け暮れる中、彼女の住む町で猟奇殺人事件が起こる。
仲間の協力を得て犯人が魔術師であることを知り、調査に乗り出す瞳であったが、殺人鬼が追っていたのはか弱き魔術師である瞳であった。