【環境音、お姉さん、ギャップ萌え】想いをのせたコーヒーは大切な人と
くすぐるレコード あなたは夕方に差し掛かったころ合いに喫茶店「レトランジェ」へと訪れる。レトランジェは古風な外見、昔からその場所に在ったかのようでいて、一見すると周囲からは浮いているが、自然と溶け込むような不思議な雰囲気を醸している路地を入った先、マンションやビルの居並ぶオフィス街と住宅街の境目にある場所。
石造りだが窓枠や扉は木で作られている。
看板が無ければ喫茶店とは思えないかもしれない。
しかし、あなたは知っている。
ここが隠れた名店であることを。
そして、あなたにとってこの場所にいるひと時が至福の時間となることも。
「お客様としてではなくて……あなたのためにですから」