かげうちくのいち5

ココアポロン
上位虚影ラグナティア・ディープに男性器を生やされてしまった花咲美火(ミホ)。
ディープの読み通り、ミホは仲間にそのことを知られないように動いた。
深夜…普段と違う身体でなかなか寝付けないミホは、風呂場で風音鈴(リン)に言われた言葉を思い出す。
『もっと太いモノを入れたら、もっといいかも』ミホの手は、男性器に向かっていた。
そのままちょっとしたオナニータイムへ突入する。
後日、いつも通り登校するミホとリン。
だが数時間後…休み時間中にトイレに行ったリンが教室に戻ってこない。
先生もこない。
何かがおかしい。
それもそのはず。
この学校は既に、いや、初めからだったのかもしれない…くのいち操本静虚(シズコ)の城と化していたのだ。
『私の城に入り込んだ異物は除去しなきゃならねぇ』シズコの城内でシズコの思い通りに動かない人間は不要。
2人の影撃はくのいちの手によって身も心も支配されてゆく。
そして思い知らされる。
この学校の、この城の女王(クイーン)は誰なのか。
・前回のあらすじ1ページ・キャラクター紹介1ページ・本編124ページ・あとがき2ページ・おまけ(NG集、表紙の文字無し版など)12ページ