死神少女と、生死の狭間で(case.3 ミキ) ~奔放なメスガキ死神ちゃんがわからせてくれるなら~

黎明機構第三研究開発部
いつものように自室で過ごしていた夜。
その背後へ静かに、麦藁帽子を被った小さな人影が現れた。
少女は自らを死神だと名乗り、あなたの寿命が今日限りであることを告げる。
そして……「これからお兄さんは、私を抱く事ができますっ……!」とても死の顕現とは思えないほど元気で愛らしい彼女は、ある単純なルールの“ゲーム”を持ちかける。
断る理由はない。
降って湧いたこの時間を、全力で楽しもう。
いたずらに明るく振る舞う彼女の真意を知る事ができるのは、残念ながら肉体を失った後なのだから。
「救えないロリコンのオタクさんっ!ほらほら、生意気なメスガキ死神にわからされちゃえっ♪」どうか、良い人生を。