Authentic feelings

Sasanqua
信用、期待。
自分が今まで積み重ねて得た周りからの評価。
でももし、その信用を裏切ってしまったら?期待に応えられなかったとしたら?その時自分は、周りからどんな目で見られるのだろう――。
2年の春、日向朝陽は地元にほど近い白彩学園へと転校する。
のんびりと静かに過ごすつもりでいた朝陽の日常は、再開と出会いによって毎日が色濃いものへ。
小さいころからバスケをしていた親友、中学時代の後輩マネージャー、才に恵まれた高嶺の花のお嬢様。
ほんの数分のやり取りが、ただ一つの言葉が、それぞれの思いを、未来を大きく変えていく。
支え、支えられ、そうやって少年と少女たちは一歩ずつ着実に進んでいく。