肛談 KOHDAN
trubka ここに肛談と銘打ち乍らも、本作には陰嚢の縮み上がり恥毛もよだつ所謂怖い話というよりは、大莫迦な滑稽噺や尾籠極まる艶笑譚的要素が多分に含まれている。尤もこれは淫猥な事象、それも臀だの肛門だのの箇所を扱う以上致し方ないのだが、願わくば各話それ自体が恐ろしきや否かは一先ず二義的な問題として、話中が女体の極端な肛門の拡幅や大小の腸の漸次的展延、それに伴う内臓骨格の失せたる如き炸裂寸前の腹部膨満、或は愛らしいその顔形の一転し白眼剥き口角捻じ曲げ泡を吹く恥辱的醜貌と成り果つる、狐狸妖怪も斯くやの女体大変態をこそ、拙作に於ける怪異の精髄として賞翫せられたい。
***御品書***後口をんな女尻責むる雪隠の化物鰻尼緊縛折檻に悦び黄金小粒を放り出す女人像三本の張形、並びに化け競べにて山姥が尻を調伏せし事ぬっぺふほふ乃至は轆轤首が如き大男根の持ち主が女肛に光明見出す事菊座拡ぐる唐傘異物怪生きながら消化器貫通人間噴水に堕つる女人地獄噯気(おくび)女房CGは基本12枚、差分含め114枚をそれぞれ大小2サイズにて収録。
各話に解題を付す。