ハナミズキに桜の雨を

夢先鳥仔
絵にひたむきな少女みずきと、彼女を想い続ける桜。
幼馴染の二人は、今までずっと一緒だった。
けれど――高校を卒業したら、その先は……?画家になるという夢を抱くみずきは、筆に迷いがある状態のまま、大切な美術コンクールに臨む。
そんな中、桜は衝動的にみずきに告白してしまい……。
「私は、いったい何を描きたいんだろう」「本当に大好きって思ってるなら……あたしをずっと、みずきの隣にいさせてくれるなら……あたしを、見て」過ぎていく青春の中で、二人が選んだ春は――。