おにぃちゃんと・・・

エレクトロビジョン
進学しないで就職するつもりだった。
実家の近くに道が通って、土地が売れた。
ドラッグストアが出来て、賃料が入るようになった。
実家は急に裕福になった。
先に就職していた二つ上のおにぃちゃんが、大学に行き直したいと言い出した。
それなら、私も進学しなさいと言われた。
おにいちゃんと一緒に住めば、都会でも安心だろうということだった。
つまり私はおにいちゃんの身の回りのお世話係りだった。
都会へ出て、兄と一緒に暮らすことになった。
おにぃちゃんは四年制、私は短大。
同じ街の近いところへ進学した。
だから、楽しかった。
おにいちゃんとは元々中がよかった。
毎日、おにいちゃんのためにご飯をやお弁当を作ることが楽しくて、充実してた。
都会の生活は誘惑が多い。
近所の人から新婚と間違われて、まんざらでもなかった。
二人が一線を越えるのにそんなに時間はかからなかった。
嵐の夜、私はとても怖かった。
おにぃちゃんだけが頼りだった。
それは、ぎこちないキスから始まった。
二人ともはじめてだったし、都会で彼氏、彼女を作ることが少し怖かった。
夜毎に愛し合い、色んな事をした。
何もかもがはじめてだった。
はじめて大人のおちんちんを見た。
握った。
しごいた。
精液を見るのもはじめてだった。
くわえた。
しゃぶった。
口の中に射精された。
飲んだ。
幸せだった。
色んな体位も試した。
正常位。
バック。
騎乗位。
駅弁もやった。
幸せだった。
一緒にお風呂に入った。
洗いあいっこしたり、なめあったりした。
幸せだった。
裸で抱き合って寝た。
おはようの挨拶がわりにおちんちんしゃぶった。
幸せだった。
口でコンドーム着ける練習もした。
10回くらいで出来るようになった。
嬉しかった。
「こんな関係良くないと思う」「俺達、しばらく距離を置いた方がいい」おにいちゃんの言葉は、おにいちゃんに彼女が出来たということ。
「しばらく友達んとこにいるから」「何かあったら電話しろよ」おにいちゃんは帰ってこなくなった。
田舎の両親には何も知らせなかった。
私は寂しさをまぎらわすために夜の街を彷徨った。
男が声をかけてきた。
後はお定まりのコース。
男はホストだった。
瞬く間に借金は膨れ上がり、私はその街を去った。
誰にも知らせず。
ソープへ堕ちた。
借金を返すため。
そして・・・。
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