白昼の公園、揺れた赤い下着

やさしい狛犬
退職し、寂しい独り身生活を送る男には、唯一の楽しみがあった。
それは、近所の公園から見えるマンションの、とある一室のベランダを観察すること。
そこには異性を挑発するような、卑猥な女性用ランジェリーが常に干されており、男の目を楽しませていた。
ある日、いつものように男が公園のベンチからそのランジェリーを観察していると、一人の若い美女が声をかけてくる。
不審者として怪しまれたと慌てて逃げようとする男を呼び止め、女はスカートの裾にそっと手をかける――。
「えっちな私の、いやらしいところ……あなたに見て欲しくて……見て、くれますか?」※本作は過去に狛真広名義でKindleにて販売していた「公園で露出痴女と出逢った日」を改題したものです。
内容に変更はほぼありません。
本文約2万8000字A5判(縦長)全83ページB5判(横長)全41ページ