最期に私を抱いてください〜愛を知らない少女と過ごす一夜〜

とりやみ。
澄んだ寒空の夜仕事帰りで繁華街を歩いていると突然少女に声を掛けられた。
「こんばんは、お兄さん。
今…時間あるかな?」風俗のキャッチかと思ったが、場違いな制服姿に違和感を覚え話を聞くことにした。
「よかった、少しお話したいなと思って。
そこの公園のベンチでどうかな?」何処か儚げな雰囲気を纏う彼女を放っておけないと思いついていく…「あ、私は薊玲愛。
よろしくね!」これが彼女との出会いだった。