巫女さまのお世話役 ~不思議な少女に懐かれて恋をするお話~

ももいろたんざく
財布を失くし、傘は盗まれ、野良ネコに靴を片方奪われ、雨の中ネコを追いかけて辿り着いた神社。
そこで主人公は不思議な雰囲気の巫女さんに声をかけられる。
「……おにーさん達、大丈夫?」「お兄さん達……?」「……?んー……あー、そっか。
生きてるのはおにーさんだけか」「え、何それ怖いんだけど……。
俺、なんか憑いてるの??」「うーん……いっぱい?」「いっぱい」巫女の少女――紬(つむぎ)に案内されるがまま、お祓いを受けることとなった主人公。
ただ、財布を失くした主人公にお祓いのお金を払うことはできず、そんな主人公に紬は提案する。
「……なら、うちで、はたらく?」「むぎの手伝い、するといい」これは不思議な巫女の少女に懐かれて恋をするお話。