僕らの短い永遠

五時半
付き合いの永いネトゲ仲間とリアルで会うことになった、冴えない中年男のサイゾー。
そのネトゲ仲間は、夏川桐乃という名の女子大生。
女性経験に乏しいサイゾーの脳内は、緊張やら不安、興奮などが入り乱れながらも、この機会を遅れてきた青春と名付け、どこか期待していた。
しかし待ち合わせ場所に現れたのは、どう見ても女子大生には見えない一人の少女。
ヤンキーっぽいし、別人かと怪訝に思うサイゾーは、その少女から「姉は急用ができて来られなくなった」と聞かされる。
どう見ても女子大生には見えないヤンキー風の少女は、夏川氏の妹だった。
妹氏のセーラー服姿を目に焼き付けつつも、「やっぱりそうか。
うだつのあがらぬおじさん相手に、女子大生が会ってくれるわけがない」と、約束を反故にされたサイゾーは項垂れる。
そんなサイゾーに「お茶でもどうですか」と手を差し伸べる少女。
少女もまた、どこかぎこちなく、サイゾー同様に緊張していた……。
基本CG枚数5枚+α本編34枚セリフの有無で合計65枚画像サイズ1800×1200PDF同梱