処刑シーンに挑むショタ俳優~ふたりの美少年が全裸大の字磔に……~

ハワード書店ミノワ店
※本作には処刑に関する描写が含まれています。
残酷度は低めと認識しています。
しかしながら感じ方には個人差があるかと存じますので苦手な方はご注意ください。
残酷度の高い過激な内容をお求めの方には物足りなく感じる可能性が高いと予想されます。
また胸糞の悪さや後味の悪さを感じる可能性があります。
この点についても、程度は軽めでソフトとの認識ですが、やはり感じ方に個人差があるかと存じますので苦手な方はご注意ください。
【あらすじ】1984年(昭和59年)、〇学年の美少年俳優・星河詩音(ほしかわしおん)は映画出演のオファーを受ける。
映画の舞台は近未来。
文明が崩壊した世界である。
国家を自称する組織に逮捕され、取り調べ室で性器を弄られたり、全裸で串刺しの刑に処されたりといったシーンがある過酷な撮影内容。
しかも詩音の性器を弄る人物の役を演じるのは、親友の荒木龍太郎(あらきりゅうたろう)だった。
仕事を必死こなすふたりの少年。
元々は詩音ひとりだけが素っ裸になる予定だったが、詩音と龍太郎のふたりともが全裸串刺し刑にされるという変更が発生する。
大勢のエキストラの前で、磔柱に縛り付けられて並べられた真っ裸の美少年ふたりは……。
ふたりの可哀そうな男の子の友情、恋愛感情、最期を描く物語です。
(本文約2万900字※登場人物紹介の部分はカウントしていません)【主な登場人物】・星河詩音(ほしかわしおん)〇学年の男の子。
モデル、俳優。
華奢で儚げで人形のような女の子っぽい美少年だが、友達とプロレスごっこをする一面もある。
身寄りがなく、所属事務所の寮で暮している。
精通はまだ。
陰毛はまだ生えていない。
男性器は未発達だが大きめ。
映画では「シオン」役を演じる。
・荒木龍太郎(あらきりゅうたろう)〇学年の男の子。
モデル、俳優。
華奢で儚げで人形のような美少年。
詩音と似たタイプの女の子っぽい容姿だが、詩音よりもわんぱく。
身寄りがなく、所属事務所の寮で暮している。
すでに精通を迎えておりオナニーの習慣もある。
陰毛はまだ生えていない。
男性器は未発達だが大きめ。
映画では少年兵の「リュウ」役を演じる。
・一ノ瀬(いちのせ)映画プロデューサー。
少年が好き。
・冴島(さえじま)映画監督。
少年が好き。
・九条(くじょう)大企業の経営者。
自らの趣味のため、残酷映画の制作費用を提供した。
※性的なシーンや処刑に関する描写は短めですが、以下のような内容です。
・男性の映画プロデューサーや映画監督が、ふたりの少年俳優に性的、または残酷なシーンの撮影内容について口頭やイラストで説明します。
その際、手足を拘束された全裸少年の性器を軍服姿の少年が弄っている絵や、全裸で大の字磔にされた少年の絵、串刺し刑にされた少年の絵を見せたりします。
また、陰毛の有無や精通、自慰について質問をします。
・衣装の検討の際に男女10人近いスタッフの前で龍太郎が白いブリーフを露わにされます。
・龍太郎が監督の前で自慰をさせられます。
また、監督に性器を弄られ、乗馬鞭でお尻を打たれるという内容の演技指導をされます(少し強めには打ちますが、あまり激しくは打ちません)。
・撮影の際、詩音が全裸で手足を拘束され、女性スタッフに性的な目で見られます。
・詩音が全裸で手足を拘束されたまま龍太郎に鞭で打たれたり身体を愛撫されたり性器を弄られたりします(鞭は少し強めには打ちますが、あまり激しくは打ちません)。
スタッフたちは男女ともに興奮しながらその様子を見ます。
・ふたりきりになった詩音と龍太郎がキスし抱き合うシーンがあります。
・詩音と龍太郎は処刑場のセットで全裸大の字磔の晒し者にされます。
そして大勢のエキストラたちに見られながら最期を迎えます(激痛に関する具体的な描写はありません)。
【本文からの抜粋】「ほう、恥ずかしがりでシャイか。
このグラビアのイメージのままだが……。
星河君、処刑されるシーンはやれそうかな。
こういうの大丈夫かね。
あまり恥ずかしがり屋さんだと嫌がるかな……」一ノ瀬はそう話しながら新たに絵を見せる。
それは取り調べ室の絵で拘束されていた少年と同じ人物で、磔にされていた。
磔柱は十字架に似ている。
しかし、十字架の縦柱の下の方に、横木が組まれている。
カタカナの『キ』の字をまっすぐにしたような姿。
時代劇の処刑シーンで見たことがあるような磔柱に、少年は手足を開かれた大の字にされ縛り付けられている。
野外で磔柱に架けられた少年は全裸という屈辱的な姿。
高々と晒されている彼の下には、見物人や兵士と思われる人々が大勢描かれている。
少年を好奇の目で見ている者もいれば嘆いている人もいて、彼らの表情はさまざまだった。
絵は他の絵よりもさらに精緻に描かれており、描いた人物の情念が伝わってくる。
恥辱に堪え覚悟を決めた美少年の表情、手首、腕、胸部、腰、足首を縛っている縄、勃起した陰茎や、上に持ち上がった陰嚢が生々しく表現されていた。
「君たちはヌードの仕事は経験あるのかな?」と冴島が尋ねた。
詩音と龍太郎は「ありません」と答える。
「じゃあ、星河君にとっては初めての裸の仕事になるわけか」と冴島。
詩音は「はい」とうなずき、一生懸命に強がっている様子で「どうかご指導のほどよろしくお願いします」と姿勢を正していった。
冴島は満足げに「うん、いいね、その意気だ。
それなら処刑シーンもやりとげられそうだね」といい、さらに新しい絵を2枚並べて見せた。
「次々とすまないが、これが最後の絵だ」恥ずかしい打ち合わせの内容に赤面し続けていたふたりの少年の顔が色を失う。
美少年好きな一ノ瀬と冴島は、男の子を怖がらせてサディスティックな悦びを感じているらしい笑みを浮かべる。
残酷な絵だった。
1枚目では、処刑執行人らしき人物が長い槍を手にしていた。
槍の先端は大の字磔の美少年の股間に向けられている。
陰茎は勃起している。
陰嚢のすぐ下に槍の先端があり、肛門に向けられていると推測された。
もう1枚の絵には、尻から口まで串刺しにされた美少年が描かれていた。
槍の先端が美少年の口から突き出しているという凄惨な状況である。
しかしながら美少年の顔だちや体つきは、処刑の場面であるにもかかわらず美しく描かれている。
槍を向けられた美少年の表情は恍惚としていてなぜか色気があり、四肢の開かれ方が艶めかしい。
詩音と龍太郎は恐怖で青ざめていたが残酷な絵から目を離せずしばらくの間見入ってしまった。