B級漫画12 一族のしきたり 1夜目

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「白眼」と呼ばれる特殊な力を持つ一族には、その力を絶やさぬように、代々行われてきた「しきたり」があった。
それは「白眼」の力を持つ本家の娘が婚姻後、夫の家系の子を成した後は一族のための子を作る儀式を行うというものだった。
月に3日、最も子を成しやすい日に一族の用意した「受精屋敷」に入り同じ一族の分家である男とまぐわい「受精の儀」を行う。
その日、分家の少年は、心を躍らせながらその受精屋敷にやってきた。
憧れの女性とそのしきたりを行える日がやって来たのである。
本家の娘は慣れたようにその少年を自分の中に導きそのまま儀式を開始する。
少年は、その若い猛りを娘にぶつけ娘もまたその熱に当てられているようだった。
儀式は、何事もなく行われていくと思われたが・・・その儀式を影で覗き見る男の影が存在したのだった。