闇色の童話
キャンドル 真夏の夜の夢、闇に潜む迷路。夏休み、大学のサークル仲間で合宿旅行に出かけた主人公達。
目的地はサークル仲間の親戚が経営しているというリゾートペンションだった。
長いこと電車やバスに揺られ、やっと着いたバスの終点では来るはずの迎えがやってこない。
仕方なくペンションに向かって歩き始めた主人公達だったが・・・。
--------------------------------------------------------------------------------一見穏やかなその笑顔の下。
どんな感情が潜んでいるか、あなたは知ることができるだろうか。
のどかで平和に見えるペンションにあって。
忍び寄るものの正体に、あなたは気づくことができるだろうか。
やがて漆黒の闇が空を覆うと、森がざわめき始める。
狂気が静かに淀み、ざわついた心は逃げ場を求め、漂う。
「おまえ・・・もう動かないんだね・・・」陰と陽。
表と裏が、重なり、混じり合う瞬間。
一人…また一人と、囚われていく。
闇色に。
恵理「あぁ・・・こ、こんな事が・・・お兄ちゃん・・・・・・」静かに、だが確実に紐解かれる闇色の童話。
運命と言う名の舞台から、もう降りることはできない。