た・べ・ご・ろ~ひとつ屋根の下で~
SPEED 俺の名は工藤章人、天修館学園2年生だ。両親が海外で、一人暮らしを満喫できるはずだったけれど、最初だけだった。
今は食事もコンビニ弁当で済ませるようになって、とても侘しい。
でも、偶然出会った美人に、買い物の御礼として、家に招かれたことから転機がおとずれる。
その家に住んでいたのは、同じ学園の悠里先輩と後輩の菜乃ちゃん。
そして微笑む美人に対して「茗子母さん、ありがとう」と言う2人…。
「茗子さんと2人の関係は?」「どうして3人で生活しているの?」などと質問をする間もなく、「俺のことが好き」だと告白する2人の女の子たち。
その夜、彼女たちの思惑通り、お泊りすることになってしまった挙句、「どっちとしたいですか?」と茗子さんに大胆な質問をされた…。
なんだ、この状況?夢なのか?罠なのか?悠里先輩、菜乃ちゃん、俺のことを好きだとアプローチしてくれる2人。
どうしよう?どっちをすればいい?うーん。
人生はケ・セラ・セラって親父の口癖だったよな…ええい、俺だって、健康な男の子なんだから!た・べ・ご・ろな2人の誘惑を無視なんてできないよ!なるようになるさ、イケばわかるさ、よーし!やるぞー!……って、茗子さん!その笑みはなんですか(汗)まだ何か企んでます?!それが、3人と俺との生活の始まりだった。