性奴隷素子
ドラゴンフライ ――今日はデートだ。デート、というだけで興奮してしまうところだが、今日のデートには色々事情がある。
俺は相手の彼女とは一度も会ったことはないし、電話で声を聞いたことすらない。
最近、ネットで知り合ってから意気投合し、今日が初めての逢瀬というわけだ。
緊張するなというのが無理な相談だろう。
……いったいどんな子なんだろうか?俺は期待に胸を膨らませながら、待ち合わせ場所へ急いだ――準備に手間取って少し遅れてしまったが、なんとか待ち合わせ場所にたどり着いた俺は驚いた。
そこには、俺が生まれてこの方お目にかかったことのない程の美少女が立っていたからだ。