人妻OL-恥辱の業務命令-
Guilty+ ▼ストーリー俺は日々を憂鬱に過ごしていた。つい数ヶ月前……俺は勤めていた会社をリストラされ、再就職先を探して面接を受けるも連戦連敗。
やっとの思いでアパレル系商社『株式会社エミッション』への就職が決まった。
ただこの不景気なご時世、そうそう甘い話があるわけがない。
俺が就職できたのにはやはり裏があった。
それは、面接に臨んだ日のこと――「貴方、このままだと、どこ行っても採用されないわね」それは俺にとって実のある会話もなく、白けたムードで進行した面接が終わりに差し掛かった頃、社長夫人が発した言葉だった。
正直、その瞬間に面接は失敗に終わったかと思ったのだが……社長夫人は、ただ一つ、俺が特殊な条件をクリアできれば入社させてやっても良いと言う。
その条件とは……「私を愉しませて欲しいのよ……」つまり、社長夫人から会社支給の携帯に送られる業務命令をいついかなる時でも忠実に実行する犬になる事が入社の条件であった。
ここでも不採用と言う事になれば、またあの地獄の求職戦線に戻る事になる……。
暫く生活をする為の、当面の金を手に入れるだけの腰掛けだ。
俺は自分にそう言い聞かせ、渋々だがその条件を承諾した。
――そして入社後は、正式に営業部へ配属される前の研修期間として管理部に回された。
入社して暫くは社長夫人からの命令も無く、平凡に過ごせるかと思ったのだが……管理部のお局的存在、田町菫(たまちすみれ)と香山希(かやまのぞみ)に何かと目の敵にされ、酷い嫌がらせをされる毎日だ……この二人、社内で別行動をしているのを見たことがない。
ふたりとも家庭ある人妻にも関わらず、そんなベッタリな関係から他社員達の間でレズ疑惑まで囁かれている。
まさに息の合った絶妙なコンビネーションで俺に嫌がらせを仕掛けてくる。
ただ、俺に味方が居ない訳でもない。
同じ管理部の阿久沢真理子(あくざわまりこ)が、ふたりの嫌がらせから助けてくれたり、仕事のフォローをしてくれていた。
彼女は、俺が入社したての頃から社内の説明をしてくれたり、IDを発行してくれたり、面倒を見てくれている優しい女性。
彼女の旦那が羨ましい限りだ。
そう、彼女も人妻だった。
そんなふたりの嫌がらせに耐えつつ、一ヶ月も過ぎた頃……携帯に一通のメールが届いた。
「田町菫と香山希は、夜な夜なオフィス内でレズ行為に及んでいます。
そこでアナタには、二人の交わっている姿を撮影してもらいます」今まで嫌がらせを受けた報復?いや、それは違う。
これは仕事……そう……これは俺にとって初めての業務命令。
彼女らにとってみれば恥辱。
恥辱に満ちた業務命令が始まる――