機械仕掛けの館
バーサーカー 屋敷の入り口にはメイド服を着た大きな瞳の女の子(時田ミナコ)が立っていた。髪には大きな耳が2つ……首には鈴がぶら下がっていた。
彼女は、このお屋敷の全ての部屋の清掃を彼に依頼した。
時給の他に、毎日の食事と部屋を一つ貸してくれるという条件だ。
確かに良い条件だが、これだけ大きなお屋敷の清掃だとは彼自身思っても見なかった事だったが、彼女の依頼をふたつ返事で返した。
彼女はその後、細かい注意点やお屋敷の説明をし続けた。
その後、彼はこれから自分の部屋となる空き部屋に案内された。
明日の仕事に備えて、寝る準備をする。
電気を消し、フカフカのベッドの布団にくるまる彼だったが、その脳裏には、彼女の説明の中にとても気がかりな点を思い出していた……。
『このお屋敷の旦那様はご病気なので、私が全て面倒を見ています。
ですから、2階の真ん中の部屋だけは入らないでください』『それと、これから貴方様がこのお屋敷で生活する中で、見られた事や体験したことは、貴方様がこのお屋敷を後にするときには必ず全て忘れてください……』この屋敷に着たばかりの彼には、それが何を意味するものなのか知る由もなかった。
これから彼の身にふりかかる出来事とは!?彼を雇ったミナコの本当の目的とは…!?そして、地下でひっそりとたたずむ調教部屋の存在が、今明らかになる!!