灰被り姫の憂鬱
MBSTruth ●ストーリー校庭にある不自然に高い鉄棒縊(くび)られて吊り下がっているのは青白い死体。そこは不思議な場所。
全寮制の学園。
脱走すれば処刑される一種の監獄。
夏。
灰被り姫の季節。
灰被り姫の儀式。
クラスの中の女子を1人、灰被り姫に選出し、陵辱と辱めを与える。
それは執行委員になる為の試練。
執行委員は学園を支配する。
今年もまた、その季節がやって来た。
ボクのクラスでも灰被り姫が選出される。
桜子。
去年の灰被り姫。
ボクを愛する桜子。
そして同時にボクを殺したがっている。
夏、灰被り姫の季節。
●舞台深い森の中にある閉ざされた学園を舞台にこの世界にまつわる謎が一つ一つ解き明かされていきます。
この学園は全寮制ですが、学校の敷地から一歩でも出た場合、脱走とみなされグランドの鉄棒に吊るされ処刑されると言う、一種の監獄のような場所です。
学園の秩序を維持する執行委員会は、処刑の権限を始め強い権力を持っており、そこに所属する執行委員は毎年夏、灰被り姫と言う儀式によってクラスから選出されます。
また、この時灰被り姫に選ばれた女子はクラス全員から辱め(陵辱)を受け、その儀式に耐えた者だけが執行委員となります。
しかし、あまりに過酷な儀式の為に灰被り姫に起因した数々の悲劇が起こっています…。
●シスター夜の学園を支配するシスター達。
異様な雰囲気を漂わせる黒装束に禍々しい形状の杖を持ち、夜な夜な学園を徘徊している。
夜間外出禁止の決まりを破ると彼女たちによって裁かれ命を失うという。
その存在は知られているが、未だその姿を見た者はいない。
この学園の謎を解く鍵となる存在。
総勢20人以上の登場人物によって織りなす「灰被り姫」の悲劇、陵辱の果てに行き着くところは…。