殻の中の小鳥II~ユウキレン~

ディスカバリー
時は19世紀、大英帝国が最も輝いていた産業革命期。
過去に高級娼婦を使って時の権力者を裏から操作する政治集団のメンバーであったフォスターは、現在鉄道王ドレッド・バードンの屋敷で高級娼婦であるメイドを育成する調教師を努めていた。
シリーズ二作目にあたる本作で、フォスターは街で一人の日本人と出会う。
橋の下のあばら屋に一人きりで暮らし、毎日駅前で誰かを待つ彼女の名前は、結城恋(ゆうき・れん)。
恋は記憶を喪失しており、その過去を知る唯一の手がかりは、彼女が駅前で“父親が迎えに来る”のを待っていたということ。
フォスターは恋を自分が暮らす屋敷に引き取ることにするが…。