淫辱診察室~愛欲のカルテ

黒雛
■プロローグ俺の名前は中井英寿。
事故で入院生活を送ることになった不幸な男だ。
その日、淫らな妄想で頭をいっぱいにしていた俺は、赤信号を無視して大通りに足を踏み入れていた。
その結果、突っ込んできた車にはねられて頭を強打し即日入院が確定したというわけだ。
幸い外傷は軽かったが精密検査で脳波をとったりするということでニ週間の入院生活を余儀なくされた。
聖ルイス病院の中でも特に人気のナース栗山美由紀。
入院自体は運の悪い出来事だったが、美由紀の看護を受けられるのはラッキー…そんな気持ちで俺は浮かれていた。
午後の診察室では毎日検診を受けなければならない。
面倒と思いがちな検診も俺にとっては第二の楽しみだった。
なぜなら担当の神林梓はセクシーボディの知的美人女医だったからだ。
男性に対するちょっとサディスティックな態度が気にはなるが、それもまた彼女の妖艶さを加速する要素となっている。
魅惑の美女が二人も現れ入院生活も悪くないと思い始めたある日、廊下を歩いていた俺は診察室の中から官能的な喘ぎ声を耳にした。
診察室の扉にはカギがかかっていなかった。
そっと覗くと…