鬼魂~おにたま~
Berkana ◆ストーリー地元の学校に通う主人公・神岸悠。過去に事故で両親を亡くし、天涯孤独の身となった悠。
今では悠を幼い頃から知る女性・大和深琴が保護者役として隣家に住み着いている。
悠には過去の事故を契機にある能力が備わってしまう。
普通の人間では見えることのない、鬼の存在を視る能力。
そして時折、自分の中にもう一人の自分を感じ始める。
そんな折、自分の能力に引き寄せられるように深夜の学校へ赴く。
そこは異形の怪物―――鬼が跋扈する魔境と化していた。
鬼に襲われ、絶対絶命の悠。
その悠を救ったのは、長大な刀を持った不思議な少女だった。
鬼を斬った少女は悠に刀を向け、冷たく言い放つ。
「狂鬼を斬るは我が宿世。
鬼の血を以って、鬼の御霊を誅し奉る……」◆登場キャラクター・ 神岸悠(かみぎしゆう)本編の主人公。
剣道部に所属し「鬼岸」と呼ばれるほどの剣名を誇る。
過去に事故で両親を亡くし、その影響で妖怪幽鬼の類が視えてしまう能力を持つ。
・ 狩野月(かのうゆえ)悠たちの通う学校に転入してくる謎の美少女。
無口で表情を変えないクールビューティー。
悠だけを特別視し、様々なアプローチを仕掛けてくる。
・ 大和深琴(やまとみこと)悠の隣に住み、学校の保険医も務める。
子供の頃から悠を知っている、自称保護者。
悠のことを可愛がり、過剰な愛を注ぐ。
・ 逢坂泉(おうさかいずみ)悠のクラスメイトで、剣道部のマネージャー。
何かと悠を目の仇にするが、他の生徒には優しい。
クラスでも優等生の部類に入る。
・ 坂本芽衣(さかもとめい)悠と同じ学校に通う下級生。
目を患っており、普段は目を閉じている。
実家は隣町にあるが、家庭の都合で母方の苗字を名乗り学校の寮で暮らしている。