凌辱連鎖
スケアクロウ ■ストーリー私立浅海学園は文武両道に長けた全寮制の学園だった。学園の学生会会長、山吹良治は表向き快活明朗な模範生を演じる傍ら、学園の裏の顔、管理組織「絆」を取り仕切るリーダー的存在である。
学園長を父に持つ彼は、女たちの純潔を散らし屈服させ、男達に抱かせている。
それが当然のことなのだと、疑うことすらない日々を送っていた。
そんな浅海学園へ転入することとなった、ヒロイン薫は両性具有と言う、肉体的に特異な体質を隠し、表向きは女性として学園の門をくぐることとなる。
エリート特有の冷たさをもって迎え入れられた薫だが、それが学園の持つ異常性だと理解するまでに、さほどの時間を要することはなかった。
気弱な、それでいて美しい女、薫。
そんな格好の「獲物」を、良治が放っておくはずも無い。
彼に犯され、その証拠をビデオに納められた薫は、その身体的な特徴をネタに強要される傍ら、彼の手先となり、他の女たちを犯す道具として使われていくこととなる。
逃げ出すことの出来ぬ閉鎖環境の中で、“マトモ”であったはずの薫自身も、徐々に狂い、性を貪る一匹の獣に堕ちていく。
それを止める者は、学園に誰一人として存在しなかった。