ツグナヒ

ブルーゲイル
▼ストーリー主人公は妹の奈々といっしょに住んでいた。
両親を事故で無くして以来肉親と呼べるのはこの世で二人だけだった。
つましく幸せな日々を送っていた二人だったが、ある日奈々が男たちにさらわれ、輪姦され、植物人間状態となってしまう。
病院で変わり果てた妹の姿を見て、嘆き悲しむ主人公。
そこに現れた謎の男によって妹は金持ちの道楽で輪姦され、意識が戻らなくなってしまったのだと教えられる。
その後、主人公は、ある女学校の講師となる。
そこには、妹を輪姦した金持ち達の子女が通っていた。
主人公は妹の復讐をするために、補講という形で少女達を人里離れた別荘に誘う。
「私だけは汚れたくない」と言う瑠璃子。
「誰の思い通りにもなりたくない」と言うナツキ。
主人公に好意を持っていて「わたしを壊して償いができるなら壊して欲しい」と言う佳奈美。
どこまでもマイペースで楽観的な姿勢を崩さない茗子。
主人公に追い回されている間も自分を見失うまいとする葵。
奈々の生霊が現れ、主人公の耳元で何度も「あいつらを壊してほしい」と囁く。
その時、あなたは……?▼登場キャラクター◆円城寺葵(えんじょうじあおい)常に冷静沈着で、責任感が強い。
その冷静さは、弱い内面を隠すために身につけたものであり、実際は臆病で傷つきやすい。
自分を出すのが下手なので、つい口調や態度が事務的になってしまう。
妹(ナツキ)と二人姉妹。
◆円城寺ナツキ(えんじょうじなつき)激情型で、思ったことをすぐ口に出すのでトラブルを起こしやすい。
常に心に「わかってもらえない」もどかしさを抱えているため、自分が今何を考えているのかをはっきり表面に出さないと理解してもらえないと思っている。
姉(葵)と二人姉妹。
◆西条瑠璃子(さいじょうるりこ)高飛車で自己中心的。
そこここで「自分は西条代議士の娘」を強調する。
父親に対して、畏怖に似た敬愛の感情を抱いているため、自分が父にふさわしくなければいつか父に捨てられてしまうのではないかと思っている。
一人っ子。
◆串田茗子(くしだめいこ)常に明るく、ノリが軽い。
猫のように気まぐれで、楽観的に見える。
父親に性的虐待を受けていた過去があるため、根強い男性不信がある。
が、それを見抜かれまいとするために、わざと軽薄に振る舞ったりする。
男友達は多い。
◆及川佳奈美(おいかわかなみ)教室では目立たない存在の少女。
何かあるとすぐに口ごもったり、泣きそうになったりする。
はかなげでか弱いが、芯は強い。
体が弱いためか、物事をネガティブな方向に考えやすい。
弟が一人いる。
◆櫂崎奈々(かいさきなな)元気でけなげな少女。
ちょっと強引でわがままな子供っぽい面もある。
素直でおおらかな性格。