籠の中の戦乙女
アニム ■ストーリー■そこは世界に唯一つ存在する広大な大陸に大小様々な国家が存在する遠い世界。人間達が治める小国『アステリア』と、オークやゴブリンなど亜人と呼ばれる異形の者達が支配するアステリアの隣国『ラザスカ』は、300年以上もの間互いを滅ぼそうと戦争を繰り返してきた。
ある時はアステリアの誇る騎士団がラザスカに攻め込み、またある時はラザスカ軍の侵攻にアステリアが耐え、やがて決着の付かない争いで磨耗した国力を回復する為にどちらともなく休戦を申し込み、戦禍が癒えれば再びどちらかの国が宣戦布告する───。
そしてアステリア暦1789年。
第三十六次アステリア神征軍が編成され、亜人の王国に向かって侵攻を開始したのだった。
だが、アステリアの守り手たる彼等は知らなかったのだ。
長く続くその戦乱が、全てアステリアの国政官達によって仕組まれた『契約戦争』だなどとは。
誇り高き騎士達はアステリア神教の為、愛する者を亜人たちから守る為、自らの誇りの為にラザスカを目指す。
自分達の振るう刃の正義を信じて───。
■登場キャラクター■エリシア【身長・体重】173cm・69kg【3サイズ】B87・W58・H86アステリア王立軍の中でも殊更に異色の、女性だけで構成された『聖銀騎士団』の団長。
その勇猛果敢な戦いぶりから『白銀(しろがね)のワルキュリエ』と呼ばれ、国内のみならず他国にも名が知れ渡っているアステリア最強の騎士。
第三十六次ラザスカ侵攻戦の最中、オークの長ガルドに一騎打ちを挑むも破れ、囚われの身となってしまう。
同じく囚われた部下達を救う為、ガルドにその身を差し出す事を誓う。
高潔な人格の持ち主で、騎士としてアステリアに身を捧げた為にその身体は男を知らない。
アイラ【身長・体重】165cm・56kg【3サイズ】B91・W60・H92治癒魔術のエキスパートで構成された『白翼騎士団』の前団長で、孤児院育ちのエリシアの義理の姉とも呼べるべき人物。
五年前のラザスカ侵攻で囚われの身となり、執拗な調教を受けてガルドの奴隷となった。
高度な治癒魔術は奴隷となった今も衰えておらず、調教過程で傷を負ったエリシアの治癒したり、処女膜再生の秘術等を用いて調教に参加する。
強い意志を持つ心優しい女性だったが、現在は身も心もガルドに心酔しきり、妹のような存在であったエリシアに対しても冷酷な姿を見せる。
イリーナ【身長・体重】175cm・64kg【3サイズ】B91・W60・H88エリシア率いる『聖銀騎士団』の副団長で、エリシアに次ぐ剣技の持ち主。
エリシアを心底尊敬しており、副団長を務めてきた事を誇りに思っている。
第三十六次ラザスカ侵攻戦が無事成功したら退役し、故郷の恋人と結婚するはずだったが、ガルドの親衛隊に破れ、他の団員と共に捕らわれの身となってしまう。
真面目で努力家。
部下の面倒見も良いため慕われている軍人気質の女性。