とらぶる!シスタールーム

undead
◆ストーリーとりあえず、マリアとアリサ姉妹との奇妙な共同生活は始まった。
宇宙人の説明によると、3人はこの部屋から出る事は出来ないらしい。
麗の部屋は特殊なフィールドにより外界より遮断されており、外部からの侵入も一切不可能となっていた。
しかし、生活するうえでの不便はそんなに無かった。
なぜかガスも水道も電気も使えたし、テレビもインターネットも使用可能だったからだ。
しかも生活に必要な物は何でも宇宙人が出してくれた。
最初はとまどう3人だったが、この異常な状況にも慣れ始めていた。
そうすると自然と意識するのが異性の存在だった。
狭い部屋の中で年頃の男女が一緒に生活をともにする。
相手を意識しない方が無理と言うものだ。
しかも、3人にはココに閉じこめられている理由がある。
麗は姉妹のどちらかを選ばなければならない。
宇宙人曰く“選ぶ”とは生殖のためのパートナーを決めるという事らしい。
つまり、選んだ相手と子作りをしなければならないのだ。
地球の、日本の一般的ルールに従うのなら“結婚”するという事になる。
そして姉妹も選ばなければならない。
麗をパートナーとして認めるかどうかを。
もし、パートナーが成立しなければ地球人類は全滅してしまうと言う。
そんな重い使命は3人には実感が無かったが、異性のパートナー選びは意識しない訳にはいかなかった。
しかも、結果を急ぐ宇宙人によって何かとテコ入れが入り、3人の関係はかき乱されていった。
もともと麗はマリアへのほのかな恋心を持っていたし、マリアも麗の事を弟の様に思っていた。
そしてアリサも普段の言動とは裏腹に、麗の事を憎からず思っていたのだ。
この機会に、自分たちの恋心を成就させたいと願う3人。
しかし宇宙人は、麗に直接的な性行動を強要する。
目先の欲望に心を奪われ、理性的な行動を取れなくなっていく麗。
そして、それに影響されるかの様に、次第に姉妹の行動も変化を見せ始める。
閉鎖空間特有の高揚感が陶酔と倒錯を生み出し、3人の行動は段と々エスカレートしていく。
3人は、このまま本能に身をゆだね快楽の虜になってしまうか?それとも、理性を保ちプラトニックな恋愛を成就する事が出来るのか?それとも…?3人が混乱と驚愕の毎日を過ごしている頃、外の世界は何も変わらない日常が繰り返されていた。
しかし、地球人類への未曾有宇の危機は、いつの間にか我々の背後に忍び寄っていたのだ。
宇宙人が握る地球人類破滅への秘密とは一体何なのだろうか?麗は地球人類の未来を守る事が出来るのだろうか?