Ricotte~アンペンブルの歌姫~
RUNE ◆◆ストーリー◆◆かつて造船で栄えた町、クワルク。今では人も少なくなり、稼動している工場も数えるほどになってしまっている。
そんな寂れた町の一角にあるパブでピアニストとして働く主人公はひょんな事から“リコッテ”と名乗る少女と一緒に暮らすことになる。
無邪気でわがまま、そのうえ世間知らずのリコッテに散々悩まされる主人公だったが、リコッテがとんでもなく歌が上手いことに気がつく。
パブをステージにして二人の演奏は好評を得ていく。
そして、リコッテの告白――。
「歌姫って知ってる?私はね、そう呼ばれてたの」◆◆登場キャラクター◆◆▼リコッテバノンの元に転がり込んできた家出少女。
世間知らずで負けず嫌いだが心根のやさしい少女。
歌が得意で音楽のことになると目の色を変える一面を持つ。
正体はアルペンブルでも最も有名な最年少の歌姫だった。
歌い始めた頃は楽しくて歌っていたが、大都会で有名な音楽会社であるロックフォール社に所属しコンサートなどをこなすうちに精神的圧迫から歌えなくなってしまう。
大失態を犯した彼女は単身逃げ出し、当ての無いままクワルクまで辿り着いて、バノンと出会うことになる。
▼フィオーレ『シャンベルタン』で働く三人娘の一人。
料理が得意で三人の中ではリーダー役。
まだ若いが実は未亡人。
死んだ夫はバノンとよく雰囲気が似ていたらしい。
▼フェタ『シャンベルタン』で働く三人娘の一人。
明るく活発で物事をはっきりさせないと気がすまないタイプ。
それゆえに暴走気味なことも多い。
口では「うじうじした奴は嫌いだ」とか言っているが、実はそういう男に世話を焼きたがるタイプ。
▼クーロミエ『シャンベルタン』で働く三人娘の一人。
常にマイペースで喋るため話の腰を折ることが多いが、時折核心を突いてくるので侮れない。
享楽主義者で、セックスフレンドは両手に余るくらいいるらしい。
後腐れの無い性格というのも人気の秘密か。
▼マダムバノンの働くパブ『シャンベルタン』の女主人。
本名はラミ・デュ・シャンベルタン(L'AmiduChambertin)。
幼い頃からバノンのことを知っており、バノンが暮らす上で色々と世話を焼いてくれている。
▼クレスリコッテのマネージャー。
フルネームはクレシェンツァ・バラカ(CrescenzaBaraka)。
ロックフォール社の中ではリコッテの気持ちを考えている側の一人で信頼も厚い。
▼グラーナ・パダーノフォンティナのマネージャー。
元々フォンティナの侍女でフォンティナが幼少の頃から付き従っている。
大変なおっちょこちょいなためフォンティナの気苦労も絶えない。
▼フォンティナ・ボニファッツロックフォール社の歌姫でリコッテと1、2を競う実力を持つ。
大都会アルペンブルでも有数の名家ボニファッツ家のお嬢様。
リコッテとは友人であり良きライバル関係とされている。
▼トゥーシー大都会アルペンブルに住む盲目の卵売りの少女。
おしとやかだが盲目と言うハンデを感じさせない明るく朗らかな雰囲気を持つ。