BADEND【後編】

バニラ
【ストーリー】七瀬の父が獄中で自殺する。
無実だと信じていた七瀬は、父を失ったショックで一時錯乱するが、やがて激しく拒否はするものの、その体は男たちを異様なまでに求めるようになるのだった。
そんな七瀬を、大張や美樹本たちは、「都合のいい女」として好き勝手にもてあそぶ。
教師の葵つかさはテニス部の顧問をしていた。
そんな彼女が“贖罪新聞”を偶然見たことによって七瀬へのイジメを知り、止めようとする。
しかし、逆に捕まってしまい、暴徒した学生たちによって滅茶苦茶にされてしまうのだった。
だが、つかさが読んだ“贖罪新聞”というのは、美樹本が書いた物でも成美が書いた物でもなかった。
第三の執筆者は誰か?そしてそれは美樹本版以上にリアルに記された物で、ジャーナリスト志望の美樹本としては嫉妬を覚える。
果たしてこれは、誰が書いたのか?まどかか、つかさか、あるいは…?