舞の白日夢

NOISE
コンピューター会社に勤める「村田徹」は、たまたま見かけた少女に一目惚れしてしまう彼女の名前は「小田桐舞」。
しかし内気な彼に出来ることは、ひそかに隠し撮りした写真を眺めて過ごすことだけだった…そんなある日、何気なく立ち寄った占いの館で願いを叶えてやろうという老婆に出会う、返答につまる徹を後目に老婆の水晶玉が光を放つ、光は徐々に大きく鮮やかになり徹を包み込んでいった…。
気がつくと、それまで居たはずの占いの館跡形も無く消え去り、代わりに敷きつめられた石畳と、その先に影を落とす謎めいた洋館の姿が現れていた…運命の夜は、男と女の欲望を飲み込んでいく。
そう、れは甘美な幻想の如く、終わり無き夢の如く…。