ラグナ

にくきゅう
名作SLG『めい・King』を生み出した“にくきゅう”のラスト作品となったファンタジーSLG『ラグナ』が、満を持してダウンロードで登場。
本作は、架空のファンタジー世界を舞台に、若き王の主人公が、国を守る戦いと、個性豊かで魅力的なヒロインたちとのめくるめく恋愛を繰り広げていく、ヒロイックファンタジー。
前述した『めい・King』や、『LARENTIA~熱情の都~』など、過去の“にくきゅう”作品同様、ゲームクリエーター魂を感じさせてくれるような凝ったゲームシステムで、非常に遊べる作品になっている。
もちろん、登場するヒロイン(=11人)全てにエッチシーンが用意され、彼女たちとのムフフな恋愛も楽しめるぞ。
■ストーリー邪神を封じた地に建国された王国「シェオン・エル」の偉大なる王が急逝し、王子・アベル(主人公/名前変更可能)がその後継者として王の座に就いた。
しかし、即位してまもなく、隣国の軍事国家「ザルツラング」の姫・コーネリアが王位の証である杓杖を携え、「シェオン・エル」に逃げ延びてきた。
「ザルツラング」の王位継承権を持つコーネリア姫は、その王位継承権を奪おうとする実の弟で、第二王子のシオンに命を狙われている、というのだ。
コーネリア姫を手厚く保護したアベルだったが、王位の証である杓杖と、姫の身柄を取り戻そうと「ザルツラング」が兵を率いて、「シェオン・エル」へと攻め込んできた。
アベルは、コーネリア姫と、「シェオン・エル」を守るべく、戦うことを決意するが……。
■登場キャラクターアニス「シェオン・エル」の貴族の娘。
主人公と気心の知れた幼馴染。
性格は、明るく元気で、勝気。
おせっかい焼きでもあり、よく主人公と口喧嘩している。
主人公にとって彼女は妹的な存在、しかし、彼女にとっては弟のような存在で、やや噛み合っていないが、兄妹のように仲が良い。
コーネリア隣国の軍事国家「ザルツラング」の王女。
第一王位継承者でもあり、その地位から弟・シオンに命を狙われ、「シェオン・エル」を頼ってきた。
穏やかで心優しい性格だが、芯は強く、自分の信念を決して曲げない頑固な一面を持つ。
ナーラ「シェオン・エル」の宰相。
外見は幼い少女だが、齢は数百を数える。
「ラグナエッグ」の番人であり、その影響から不老不死となった。
代々「シェオン・エル」の王の教育係を務めてきた。
博識で面倒見が良いものの、年齢もあってか説教癖がある。
フィーヌゼルブ「シェオン・エル」の政治に代々関わってきた一族の家系に生まれた女性。
色気と知性を兼ね備えた才女。
常に主人公の傍らにあって、色々と政(まつりごと)のサポートをしてくれる。
主人公にとっての母親代わりでもあり、主人公を猫可愛がりしている。
アザミ情報収集、尾行、潜入捜査など、あらゆるスパイ活動に精通する腕利きの女スパイ。
ナイスバディでその美貌さえも彼女の武器。
捕虜を拷問するときに、楽しそうにしているが、趣味ではないというが……。
ミモザ発明家の少女。
ずっと自宅にこもって研究に没頭しているため、やや世間ズレしているところがある。
しかし、時折、ズバッと鋭いことを言って、周囲を驚かせることも。
杏旅芸人一座の一人娘。
旅暮らしで気苦労も絶えないが、そうした憂いも、くよくよしないポジティブで明るい性格で吹き飛ばす。
しかし、時折、一座の仲間のことを思い出して、センチメンタルになってしまうことも……。
ましろ「ヤーパン」と呼ばれる独特な文化を持つ国の古都にある、それほど大きくない神社の末娘。
生まれつき霊力が高く、また笛の才能にも恵まれ、その音色には心が捕らわれる。
大事に育てられた箱入りの娘で、人を疑うことを知らない純粋無垢な性格。
清風かつて東方に栄えた国の戦士。
西方から攻め込んできた軍隊の未知なる術によって異空間に閉じ込められ、長い間、封印されていた。
そのため、人間らしい感情や心が失われ、闘争本能のみが残ってしまい、敵を倒すことに何のためらいも感じない冷徹な殺戮マシーンになってしまっている。
メイプル「ザルツラング」の王女・コーネリア付きの侍女。
のほほんとした雰囲気ながら、何事もテキパキとこなす非常に優秀で、従順なメイド。
主人であるコーネリアのためなら、その命を投げ出すことも厭わない。
ソフィ「シェオン・エル」にある町の拡充整備を一手に引き受ける大工の棟梁の娘。
小さい頃から大工仲間に囲まれて育ったため、性格は非常に男勝り。
仕事に関しては、非常に丁寧で手を抜いたりしない。
仲間からの信頼も厚く、女だてらに次期棟梁にも……。