ひみ☆ツイ
WestVision ◆物語のあらすじ夏休み。主人公、下倉裕太(しもくらゆうた)は無類の〝ぶっかけ〟好き。
彼は親戚の経営する海の家を手伝いながら、桜野林檎(さくらのりんご)が旅行から戻ってくる日を指折り数えていた。
裕太にとって林檎はぶっかけを受け入れてくれる年下の彼女であり、義妹である下倉みうの大親友でもある。
林檎がいなくなって5日が経ったある日の夜。
欲求不満の裕太は、あろうことかソファーで眠る体操服姿のみうに昂奮してしまう。
湧き起こる欲望に抗えず、気付けば義妹にぶっかけていた。
――やっちまった!!汚濁を拭き取って去ろうとするが、最悪なことにみうは起きてしまう。
裕太は正直に性癖を白状し、必死で謝る。
すると、みうの口から突然の告白と要求が飛び出した。
「今夜のこと黙ってるから……だから、明日からも同じことして?」明日旅行から戻ってくる林檎にこのことを知られれば破綻は免れられない。
裕太は、秘密厳守を条件に要求を受け入れた……。
こうして、彼女に秘密で義妹にかけまくる〝ぶっかけオンリーライフ〟は幕を開けた。
◆登場キャラクター■下倉裕太(しもくらゆうた)【ぶっかけ嗜好を除けば好青年?】〝ぶっかけ至上主義〟を一貫する特異な性癖を持つ青年。
ちょっと抜けている部分もあるが、全体的に見れば優しくて気さくなイイヤツ。
彼がみうに手を出してしまったことで物語は始まる……。
■下倉みう(しもくらみう)【ブラコンで童顔巨乳の義妹】裕太の義理の妹。
一人称は『みゅう』。
穏やかな微笑が印象的な、料理上手のしっかり者。
体型のわりに胸の発育だけはやたらと良く、陸上部の男子部員にはアイドル扱いされている。
甘い物(特にハチミツ)を頬張っている時が至福らしい。
■桜野林檎(さくらのりんご)【元気が取り得の年下彼女】裕太の彼女であり、みうの親友。
喜怒哀楽が表情に出やすく、よく喋りよく笑う明るい女の子。
男女を問わず友達の多い人気者だが……本性はインドア系。
趣味も『レベル上げ』『B級映画鑑賞』『クロスワードパズル』と、かなりありえないが、本人は周りこそが異常だと言い張っている。