魔ヲ受胎セシ処女ノ苦悦
アイル ◆ストーリー『――強烈で淫猥な衝動が、処女(おとめ)の心を焦がし、身を溶かす――』大人しく、少し引っ込み思案の女の子、操(みさお)。ある日、水泳部の居残り練習をしていた彼女は、奇妙な生物に襲われる。
長い肉片のようなソレは、体中にまとわりつき彼女の穢れを知らぬ秘処へと潜り込むのだった。
そして数日後、突然それは始まった。
”淫猥な衝動”が操を襲い始めたのだ。
突然の淫らな衝動を、必死に堪える操。
しかし、その衝動は次第に強さと頻度を増し彼女の理性は徐々に蝕まれてゆく。
時を同じくして、彼女の周囲に奇怪な出来事が起こり始める。
失踪する学生、闇に蠢く異形のモノと、それを狩る者達。
そして、暗躍する謎の女。
苦悶と快楽の狭間で、操の理性は限界に近づいていく……。
次々と襲いくる絶望の中、一縷の希望にすがる操に平穏の時は訪れるのだろうか?今、ココロの“苦”とカラダの“悦”に少女の瞳が濡れる‥‥!!◆登場キャラクター●事代操(ことしろみさお)本編の主人公。
処女。
長い黒髪に白色のヘアバンドが特徴の女の子。
おとなしいが、がんばり屋。
陸上競技は苦手だが、水泳は得意で、水泳部に所属している。
ご近所さんであり、また幼なじみである【周防琢巳】の事が好き。
とはいうものの、交際どころか告白すらしていない。
それにも関わらず、周囲からは半ば公認状態で、友人のマドカや琢巳の祖父からまでもからかわれたりする。
その祖父の計らいで、時折、琢巳の家(神社)で巫女のバイトをしている。
また、男ばかりの周防家の夕食を作ったりもする事も。
●牧村マドカ(まきむらまどか)主人公の親友。
処女。
茶髪のツインテールが特徴の明るい元気娘。
操と同じ、水泳部に所属している。
行動的で、ハッキリとものを言うタイプ。
さらに裏表のないさっぱりとした性格で、男女問わず友人は多い。
その友人の中でも、一番の親友は主人公である操。
操の兄である【事代裕太】に一目惚れして現在交際中。
●羽村亜矢(はむらあや)学校の執行部会長。
処女。
ショートの髪にメガネ、細めの体型にきつめの容貌をしている。
幼い頃からの教育の影響もあってか、規律正しさを重視するタイプ。
堅物で口調も語る内容も厳しく、周囲からは浮きつつも、会長としては有能。
だが本来は強い人間ではなく、強くありたいと願っている。
操の兄【事代裕太】に対し、秘めた想いを抱いている。
●仁科翔子(にしなしょうこ)学校の保健医。
セクシーなスタイルと、端正な顔立ちをした女性。
優しく頼りがいがあり、学生の良き理解者。
学生達の憧れの的となっていて、言い寄られる事も多いが相手を傷つけることなくはぐらかす事の出来る大人の女性。
●香坂百合子(こうさかゆりこ)学校の国語教師。
ルールや規律を重視する、超堅物な女性。
あまりに厳しく、杓子定規な部分があるため、学生達からは実は不人気。
陰では「いきおくれ」などとあだ名されることも……。
実は処女。
●周防琢巳(すおうたくみ)主人公の同級生。
あまり口数が多い方では無く、しかも口調がややぶっきらぼうなため誤解されがちだが、内面は操同様に他人を思いやる気持ちを持つ少年。
積極的に友人を作っていくタイプではないが、【新田孝史】とは親友と呼べる間柄。
家は神社で、祖父と二人暮らしをしている。
操とは近所同士で、幼なじみ。
琢巳も操の事を好きだが、意思表示したことはない。
二人の関係は付き合ってはいないが、両想い……という状態。
背が低いことに、密かにコンプレックスを抱いている。
●事代裕太(ことしろゆうた)主人公の兄。
成績優秀、整った容貌をしており、優しい雰囲気を持つ。
そして実際の性格も優しく、しかも冷静で、判断力に優れている。
操にとっては「尊敬し、頼りがいのある兄」それは操以外の者にとっても同様。
そのためもあってか、執行部の副会長をしている。
現在、【牧村マドカ】と交際中。
マドカからは引っ張り回されっぱなしだが、裕太自信は結構それが嬉しいと思う気持ちもある。
マドカからは「ゆーくん」と呼ばれている。
●新田孝史(にったたかし)主人公のクラスメイトで、【周防琢己】の友人。
マイペースでノリが軽く、あらゆる所に顔を出すタイプ。
そうした事もあって、極めて交友関係は広い。
保健医の【仁科翔子】に激LOVEで、常に積極的アピールは怠らない。
●謎の女物語の裏で動く、謎の女性。
彼女の目的は、操に起こった異変と密接に関わっている。
●殿守(とのもり)謎の組織の幹部。
飄々としていて、考えていることが掴みにくい。
謎の女と行動を共にしている事が多いが……。
●周防慶造(すおうけいぞう)琢巳の祖父。
神社の宮司をしている。
操の事はとても気に入っており、琢巳とくっつけようとしている。
そのせいもあってか、琢巳と操の仲を良くからかったりする。